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これから法律の資格試験の勉強を始めようとしている方へ

今回は、法律の資格試験の勉強を

これから始めようとする方に、

最初のスタートのコツについてお話します。

 

この文章をお読みの方は、

「これから法律をガッツリ勉強するで~」

と気合いの入っていることかと思いますが、

私がお伝えしたいのは、

「その気合いのつかい方に注意!」

ということです。

 

私がお伝えしたいのは、

最初は、「ふんわり、なんとなく」で、

サラッと、それこそリラックスして、

一通りの範囲を通読していただければと思います。

(どんなテキストでもよいですが、

このサイトの、

民法初学者の部屋

が一番オススメです(笑))

 

気合を入れる方向としては、

「1ページ、1ページ、完璧に頭に入れて次へ進む」

ではなく、

「とにかく、できるだけ早くこの森を一周駆け抜ける」

という、軽やかで、スピーディに取り組む方向に

気合いを入れてほしいのです。

(前者の気合いは、試験直前期に使いますので、

それまでとっておいてください)

 

最終的に資格試験に合格するには、

一定数のガチッとした知識を準備する必要がありますが、

最初の段階から、ひとつひとつを固めていくことは、

不可能だと思ってください。

 

例えば、あなたが、

プロ野球の知識ゼロの状態から

「プロ野球マニアになろう」

と決意したとします。

 

まず、ジャイアンツの選手の知識から

徹底して知識を吸収しようと考えたとしても、

1人1人だけを個別に深堀りしていっても

限界がありますよね?

 

その1人1人が、チームの他のメンバーの中で

また、他のチームとの関係性で、

どのような役割を果たしているのかという

全体像が見えてこないと、

本質を全くつかめないということになります。

 

ですから、知識ゼロの状態から

プロ野球マニアになろうと思ったら、

まず色んな組み合わせの試合を何試合も観て、

それから1人1人の選手を深堀りし、

1人1人の個性を理解した上で、

また、試合を楽しんで…

 

と、森を見て、木を見て、また森を見て…

ということを繰り返して、

知識を深めていく必要がありますよね。

 

法律の勉強もこれと同じで、

全体像を知らないと、

一つの条文の意味が見えてこない

ということが少なくありません。

 

前提として民法を理解していないと

商法・会社法の規定を理解できないという、

他の法律と相互に関係していることもよくあります。

 

ですから、最初の段階から気合を入れすぎて、

ひとつひとつを完璧に理解しようとするのは、

ムリな話なのです。

 

とはいえ、野球の場合は

最初はなんとなくでも

試合を観るというスタートができますが、

法律の場合は、

一本一本の木を見る作業を一通りこなさないと、

森自体が見えてきません。

 

ですから、勉強をしていて、

「イマイチ、よくわからない」と

思うところがあったら、

メモするなり、「?」マークを

テキストに書き込んで、まずは保留にして、

どんどん次に進んでいきましょう。

 

「昨日、読んだところが、

まったく頭に残ってない」

 

と感じることも多々あるでしょう。

 

この段階ですぐに忘れるのは当たり前。

 

どうしても気になったら、サラッと読み返し、

とにかく先に進むことに意識を向けましょう。

 

最初は、「?」だらけかもしれませんが、

とにかく、一通りをこなして

全体像の森が見えるところまでいきましょう。

 

例えば、民法の全体像をつかめるところまで来たら、

また民法の条文なり、テキストなり、

一本一本の木をみていきましょう。

 

そうやって、何度も木と森を見ることで、

次第に昔「?」と印をつけていたところが、

「そういうことか」とわかるときがくるはずです。

 

「なんでこんな事がわからなかったんだろう」

とすら、思えることもあるでしょう。

 

最初は、

「テキストの民法を一通り通読するだけで

何か月もかかってしまった…」

と絶望感を感じる方も少なくないですが、

おそらく、マジメな方が多いのでしょう。

 

ひとつひとつ、唸りながら、もがきながら、

進んでいくとメチャクチャ時間がかかります。

 

とにかく、スピーディに森を駆け抜けて、

知識の落とし物を気にせずに、

何周かまわって、大局観をつかみましょう。

 

この意識を最初に持っておかないと

本当に苦労します。

 

そして何周か回ると、

スラスラとテキストや条文を

読むことができるようになります。

 

さあ、ここまで準備運動、

ここからがいよいよ本当の勉強の始まりです(笑)

 


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