企業担保権とは、

株式会社の発行する

社債の債務を担保するために、

その会社の総財産を一体として

担保の目的とする担保物権のことです。

 

企業担保権は、企業担保法を根拠とし、

公正証書によって行うことが必要で、

その得喪・変更は、登記簿に記載しなければ

効力を生じません。

 

企業担保権の権利の取得者を

企業担保権者と呼びます。

 

企業担保権者は、

現にその会社に属する総財産につき、

他の債権者に先だって、

債権の弁済を受けることができますが、

先取特権・質権・抵当権等には劣後します。


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