中間省略登記とは、不動産登記において、 実際の物権変動の過程を忠実に登記せず、 中間者への登記を省略し、 後に物権を取得した者へ 直接登記を移転することです。 例えばA→B→Cと所有権が移転した場合、 本来・・・
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【法学用語】「中間確認の訴え」を手短に簡単に解説
中間確認の訴えとは、 民事訴訟の訴訟係属中に、 請求の対象である権利、法律関係の存否について、 原告または被告が追加的に提起する確認訴訟です。 判決の既判力は、原則として、 理由中の判断には及ばないので、 ・・・
【法学用語】「地番、地目、地積」を手短に簡単に解説
土地登記簿の表題部に記載された 地番、地目、地積について 簡単に説明します。 地番 地番とは、登記所がつけた1筆の土地ごとの番号です。 地目 地目は、土地の用途による区分のことで・・・
【法学用語】「単純遺棄罪、保護責任者遺棄罪」を手短に簡単に解説
単純遺棄罪とは、 老年、幼年、身体障害又は疾病のために 扶助を必要とする者を遺棄した罪で、 一年以下の懲役に処されます。(刑法217条) 保護責任者遺棄とは、 老年者、幼年者、身体障害者又は病者を保護する責・・・
【法学用語】「談合罪」を手短に簡単に解説
談合罪とは、 公正な価格を害し又は不正な利益を得る目的で、 談合する罪で、 3年以下の懲役若しくは250万円以下の罰金、 又はこれの併科となります。 「談合」とは、 競売・入札の競争に加わる者が通謀し、 そ・・・
【法学用語】「竹木、隣地の竹木の枝の切除及び根の切取り」について手短に簡単に解説
竹木とは、樹木と竹のことをいいます。 土地に生えている樹木は「立木」といいますが、 竹はこれに含まれません。 樹木と竹を含めた表現として、 「竹木」という言葉をつかいます。 &n・・・
【法学用語】「地下権」を手短に簡単に解説
地下権とは、 他人の土地の地下の部分だけを 上下の範囲を定めて地上権の目的としたものです。 設定行為で、地上権の行使のために その土地の使用に制限を加えることができます。 第三者がその土地の使・・・
【法学用語】「団体自治」を手短に簡単に解説
団体自治とは、地方公共団体が、 国家から独立して、 自己の目的、意思でこれを具体化すべき機関をもって、 自己の責任で、その地域内の行政を 処理することをいいます。 住民自治と並び地方自治の本旨の要素であると・・・
【法学用語】「単独行為」を手短に簡単に解説
単独行為とは、 一方的な意思表示によって、 その内容の法律効果が生じる法律行為のことで、 例えば、遺言、財団設立のための寄付行為など 相手方のない単独行為と、 法律行為の取消しや解除など 相手方のある意思表示があります。・・・
【法学用語】「単元未満株式」を手短に簡単に解説
単元未満株式とは、 株式会社が単元株制度を採用している場合に、 最低売買単位である1単元の株数に満たない株式のことです。 単元未満株のみを保有している株主には 株主総会での議決権がありませんが、 単元未満株・・・