準現行犯とは、現行犯ではないが、 犯罪の証跡が明らかな場合など、 罪を犯してから間がないと明らかに認められるとき、 現行犯に準じて令状なしで 逮捕することができる者のことです。 刑事訴訟法第212条に 現行・・・
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【法学用語】「共有・準共有」を手短に簡単に解説
共有とは、 数人の者が同一の物を共同で所有することをいいます。 各共有者の持分は合意、または法律の規定で決まり、 (明らかでない場合は均等と推定されます。) 持分に応じて共有物全部の使用ができます。 &nb・・・
【法学用語】「準委任契約」を手短に簡単に解説
準委任契約とは、 法律行為ではない事務の委託をする契約です。 これに対して、法律行為を委託する契約を委任契約といいますが、 民法では、準委任についても 委任についての規定をすべて準用しているので、 両者を区・・・
【法学用語】「受領能力」を手短に簡単に解説
受領能力とは、 意思表示を受け取ることのできる能力のことで、 民法第98条の2では、 未成年者、成年被後見人は 受領能力がない旨を規定しています。 これらの者に意思表示をしても、 その意思表示をもって、 そ・・・
【法学用語】「授権行為(代理権授与行為)」を手短に簡単に解説
授権行為(代理権授与行為)とは、 本人が他人に、 代理権(代理人としての資格) を与える法律行為です。 授権行為は、委任状を渡すことによって なされるのが一般的です。
【法学用語】「主観訴訟」を手短に簡単に解説
主観訴訟とは、 講学上の訴訟類型を分類するための概念で 国民の個人的権利義務に関する訴訟で、 客観訴訟に対する概念です。 行政事件訴訟は、 抗告訴訟、当事者訴訟、民衆訴訟、機関訴訟の 4つに分類され、 抗告・・・
【法学用語】「主観主義」を手短に簡単に解説
主観主義とは、 刑法理論上の一つの立場で、 刑事責任の根拠を、主として 犯人の意思または反社会的性格や危険性など、 内部的要素に求める立場です。 これに対して、 犯罪の外形的行為とその結果を重・・・
【法学用語】「集合犯」を手短に簡単に解説
集合犯とは、 犯罪の性質上、初めから同種の数個の行為が行われることが 予定されている犯罪のことです。 数個の行為であっても、単純一罪として 全体としてひとつの罪が成立すると 考えられています。 ・・・
【法学用語】「資本充実の原則・資本維持の原則・資本不変の原則」を手短に簡単に解説
資本充実の原則 資本充実の原則とは、 資本の額に相当する財産が 現実に会社に拠出されなければならないという原則です。 (現行の会社法では、 最低資本金制度が撤廃され、 この原則は採られていないと考えられます。) &nbs・・・
【法学用語】「受益権(国務請求権)」を手短に簡単に解説
受益権(国務請求権)とは、 国民が国家に対し、 特定の行為や給付を要求する権利で、 憲法が個人に保障する基本権であると考えられています。 日本国憲法では、 請願権、裁判を受ける権利、 国家賠償請求権、刑事補・・・