無期懲役とは、 拘禁の期間を定めず、 一生涯にわたる懲役刑のことで、 有期懲役より重い刑罰であり、 死刑に次ぐものとされています。 無期懲役は、原則として 一生刑務所から出られないということですが、 日本の・・・
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【法学用語】「無記名債権」を手短に簡単に解説
無記名債権とは、 証券面に特定の債権者の氏名や名称を表示しないで、 その証券の正当な所持人に 弁済しなければならないとされる 証券的債権です。 例えば、 商品券や劇場の入場券などといったものです。 &nbs・・・
【法学用語】「無過失責任」を手短に簡単に解説
不法行為において損害が生じた場合、 被害者が加害者に対して、 損害賠償を請求するには、 加害者がその行為について意図(故意)または、 注意義務違反(過失)が無ければ することができない過失責任主義が原則です。  ・・・
【法学用語】「無因証券」を手短に簡単に解説
無因証券とは、 証券上の権利が証券の発行行為によって発生し、 その行為の原因となった法律関係から切り離され、 原因となった法律関係の有無によって 証券上の権利が影響を受けない 有価証券のことです。 手形や小・・・
【法学用語】「民事不介入の原則」を手短に簡単に解説
民事不介入の原則とは、 私法上の契約、親権の行使等、 個人間の紛争や民事上の事件は、 専ら司法権の範囲であり、 警察権の関与すべきではないとする原則のことです。 例えば、貸したお金を返してくれないといって、・・・
【法学用語】「身元保証契約」を手短に簡単に解説
身元保証契約とは、 使用者が労働者を雇用する際に、 将来、労働者が故意または過失により 使用者に損害を与えてしまった場合に、 身元保証人がその損害を 代わりに賠償するという契約です。 身元保証契約の期間は最・・・
【法学用語】「身分離の果実」を手短に簡単に解説
身分離の果実とは、 天然から産出される果実のうち、 元物から分離していない状態のものです。 例えば、リンゴの木になったリンゴなどです。 民法では、天然果実は、 その元物から分離する時に、 これを収取する権利・・・
【法学用語】「身分権」を手短に簡単に解説
身分権とは、 身分法上の地位(夫と妻、親と子など)に基づいて 認められる権利のことで、 例えば、親の子に対する親権や、 夫婦関係に基づき配偶者に対して有する 同居義務や協力扶助義務などといったものが これにあたります。 ・・・
【法学用語】「未必の故意」を手短に簡単に解説
未必の故意とは、 犯行に及ぶ際の容疑者の心理状態のことで、 犯罪事実の発生を 積極的に意図あるいは希望したわけではないが、 結果的に犯罪行為になる可能性を認識し、かつ、 認容した状態のことをいいます。 &n・・・
【法学用語】「最高裁裁判官の意見(多数意見、補足意見、反対意見)」を手短に簡単に解説
最高裁判所の裁判書には、 裁判官の意見を表示しなければならず、 裁判官の過半数を占める「多数意見」、 多数意見に賛同した裁判官が さらに説明をした「補足意見」、 結論は多数意見と同じでも理由が異なる場合の「意見」、 多数・・・