代償請求権とは、 債務が履行不能になった場合に、 債務者が利益を受けた時、 債権者が債務者に対して、 その利益を自己の損害の限度で 請求する権利のことをいいます。 例えば、賃貸借契約をしていた建物が、 第三・・・
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【法学用語】「第三債務者」を手短に簡単に解説
第三債務者とは、 「債務者の債務者」のことです。 例えば、A銀行がB太郎にお金を貸していて、 B太郎がC会社に勤めていて 給料債権をもっているという場合、 A銀行からみたC会社のことです。
【法学用語】「第三者弁済・代位弁済」を手短に簡単に解説
債務者以外の第三者が 債務者に代わって弁済することを 「第三者弁済」といいます。 代位弁済とは、 債務者以外の第三者または共同して債務を負う者が 「弁済による代位」という法律効果を伴う 弁済をすることをいい・・・
【法学用語】「訴訟記録」を手短に簡単に解説
訴訟記録とは、 裁判所が保管する、 訴訟に関する一切の書類をつづった帳簿のことで、 訴状、準備書面、答弁書、口頭弁論調書、 判決および書証の原本、正本などです。 訴訟記録は、民事訴訟では、 原則として誰でも・・・
【法学用語】「訴訟救助」を手短に簡単に解説
訴訟救助とは、民事訴訟において、 勝訴の見込みがないとはいえない当事者が、 訴訟の準備及び追行に必要な費用を 支払う資力がない場合、または、 その支払により生活に著しい支障を生ずる場合に 裁判所が裁判費用の支払いを猶予す・・・
【法学用語】「即成犯」を手短に簡単に解説
即成犯とは、 犯罪が成立すると法益が消滅し、 法益侵害状態が残らない犯罪のことです。 殺人罪、放火罪などがその例です。 即成犯は、犯罪の終了とともに公訴時効が進行します。
【法学用語】「即時抗告」を手短に簡単に解説
即時抗告とは、 裁判所の決定・命令に対する独立の不服申立で、 一定の期間内(この期間を不変期間といい 民事訴訟では7日、刑事訴訟では3日)に することを要する抗告です。 (期間の定めのない抗告は 通常抗告と呼ばれています・・・
【法学用語】「創立総会」を手短に簡単に解説
創立総会とは、 株式会社の募集設立の場合に、 設立時の株主(株式引受人・発起人)によって構成される 設立中の会社の意思決定機関のことです。 成立後の会社における 株主総会にあたるもので、 株主総会に関する規・・・
【法学用語】「騒乱罪、多衆不解散罪」を手短に簡単に解説
騒乱罪 騒乱罪とは、 多衆(多数人の集団)で集合して 公共の平穏を侵害する程度の 暴行又は脅迫を行う罪です。 騒乱罪の保護法益は、 公共の平穏というのが判例、通説です。 騒乱罪を規定する刑法第・・・
【法学用語】「双方審尋主義」を手短に簡単に解説
双方審尋主義とは、 民事訴訟手続においての 口頭弁論の基本原則のひとつで、 当事者の双方が、 それぞれ平等に主張を述べる機会を 保障されなければならないとする原則で、 当事者対等の原則、武器平等の原則とも呼ばれます。 &・・・