責問権とは、民事訴訟において、 裁判所あるいは相手方によってされた 訴訟手続法に違反した 訴訟行為に対して異議を述べて、 その効力を争うことができる当事者の権能のことです。 当事者が規定違反の事実を知りなが・・・
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【法学用語】「債務のない責任」を手短に簡単に解説
債務のない責任とは、 債務者が履行をしない場合に、 債務者以外の者が履行義務を負う場合をいいます。 物上保証人などがこれにあたります。
【法学用語】「責任のない債務」を手短に簡単に解説
責任のない債務とは、 債務の履行を裁判上請求することはできるが、 強制執行をすることのできない債務のことをいいます。 当事者間で強制執行をしない特約をした債務などが これにあたります。
【法学用語】「責任阻却事由」を手短に簡単に解説
責任阻却事由とは、 原則として責任が認められる行為について、 その有責性を否定する事由のことをいいます。 例えば、責任能力を欠く者の行為は、 責任が認められないため、 犯罪となりませんが、 この場合、責任無・・・
【法学用語】「世界主義」を手短に簡単に解説
世界主義とは、 刑法の場所的適用範囲に関する立法主義の一つで、 犯人の国籍および犯罪地に関わらず、 自国の刑法を適用するという原則です。 日本の刑法では、 刑法第4条の2(条約による国外犯)の規定が 世界主・・・
【法学用語】「制限選挙」を手短に簡単に解説
制限選挙とは、選挙人の資格を 教育、信仰、財産、収入、納税額などによって 制限する選挙の方法で、 普通選挙に対する概念です。 19世紀以来、制限選挙から普通選挙への移行が 世界的傾向となり、 日本では、大正・・・
【法学用語】「制限物権」を手短に簡単に解説
所有権は全面的に物を支配し、 どのような目的にも使用できる所有権に対して、 制限物権とは、物を一面的・制限的に 利用・支配する物権のことをいいます。 地上権、地役権、永小作権などの用益物権と、 質権、抵当権・・・
【法学用語】「制限付自白」を手短に簡単に解説
制限付自白とは、民事訴訟で、 相手方の主張事実を認めつつ、 これと両立する新たな事実を 付加して陳述することです。 例えば、貸金返還請求訴訟において、 「お金は借りたが、返した」 という主張です。 &nbs・・・
【法学用語】「政教分離の原則」を手短に簡単に解説
政教分離の原則とは、 国家(政府)と教会(宗教団体)を分離し、 それぞれ干渉しないようにすべき という原則です。 日本国憲法の20条は、 信教の自由を保障し、 国・地方公共団体が、 特定の宗教団体に特権を与・・・
【法学用語】「水利権」を手短に簡単に解説
水利権とは、河川の流水、湖沼の水などを 排他的に取水し、灌漑,水車、発電等のために 利用することができる権利のことです。 河川法に基づき 河川管理者の許可により生ずる許可水利権と、 河川法制定以前から取り決・・・