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【刑法判例】使途を定められて寄託された金銭と横領罪 (昭和26年5月25日最高裁)の要点をわかりやすく解説

使途を定められて寄託された金銭と横領罪

(昭和26年5月25日最高裁)

事件番号  昭和25(れ)1661

 

この裁判では、

使途を定められて寄託された金銭と横領罪について

裁判所が見解を示しました。

 

最高裁判所の見解

使途を限定されて寄託された金銭は、

売買代金の如く単純な商取引の履行として授受されたものとは

自らその性質を異にするのであって、

特別の事情がない限り受託者はその金銭について

刑法252条にいわゆる「他人ノ物」

を占有する者と解すべきであり、

従って、受託者がその金銭について

擅に委託の本旨に違った処分をしたときは、

横領罪を構成するものと言わなければならない

 

そして所論の金銭の中には将来被告人の受くべき利益金を

包含していないことは判文上明かであるから、

原判決が所論の金銭について判示の如き事実を認定して

被告人を横領罪に問擬したことは相当であって、

何ら所論の如き違法はなく、論旨はその理由がない。

 

全文はこちら(裁判所ホームページの本裁判のページ)

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