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地役権(要役地・承役地)についてわかりやすく解説

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地役権とは、ある土地の便益のために、

他人の土地を利用する権利のことです。

 

例えば甲土地を所有していて、

公道に出るために乙土地を通らせてもらいたい時、

甲土地の所有者と乙土地の所有者で地役権設定契約を締結し、

甲土地所有者が乙土地を通行させてもらうという具合です。

 

この場合の甲土地を要役地(ようえきち)、

乙土地を承役地(しょうえきち)といいます。

 

地役権を設定した土地の

所有者が変わっても(土地を売却などしても)、

地役権は残ったままで、

土地を買った者は地役権付きの

土地を手に入れることができます。

 

このように持ち主が変わっても、

権利が残る性質を地役権の随伴性といいます。

 

また、地役権は要役地があってはじめて、

成立します。

 

要役地なしで地役権が

成立することはありえず、

地役権だけを要役地から切り離して

移転することもできません。

 

このような性質を、

地役権の付従性といいます。

 

また、要役地が

アキヒロ・ケン・アキラの共有状態の場合、

共有者の一人ケンについてだけ

地役権を消滅させるというようなことはできません。

 

このような性質を地役権の不可分性といいます。

 

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また、地役権は原則として

契約によって成立しますが、

時効により取得することもできます。

 

この時、共有者の一人アキヒロに

取得時効が完成すれば、

他の共有者ケン・アキラも

地役権を行使することができます。

 

逆に承役地の所有者が

この時効の完成を阻止しようとする場合は、

共有者全員アキヒロ・ケン・アキラに対して

時効の中断行為をしなければなりません。

 

また地役権が消滅する場合としては、

契約期間の満了や地役権の放棄などがありますが、

時効により消滅する場合もあります。

 

不継続地役権は最後の権利行使の時から20年、

継続地役権の場合は権利行使を妨げる事実が

生じたときから20年で時効消滅します。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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