アジア太平洋経済協力(APEC)とは、

経済協力の枠組みで、

1989年11月の第1回閣僚会合をもって発足し、

発足当初はASEAN6ヶ国

(インドネシア、シンガポール、タイ、フィリピン、ブルネイ、マレイシア)、

韓国、ニュージーランド、オーストラリア、カナダ、米国、日本の

12のメンバーで構成され、

現在、アジア太平洋地域の21の国と地域

(オーストラリア、ブルネイ、

カナダ、チリ、中国、中国香港、

インドネシア、日本、韓国、マレーシア、メキシコ、

ニュージーランド、パプアニューギニア、ペルー、

フィリピン、ロシア、シンガポール、

チャイニーズ・タイペイ(台湾)、

タイ、アメリカ、ベトナム)が参加し、

経済規模で世界全体のGDPの約6割、

世界全体の貿易量の約5割、

世界人口の約4割を占める「世界の貿易センター」として

活動を行っています。

 

APECの特色は、

メンバーを法的に拘束せず、

各メンバーの自発的な行動により取組を推進する

緩やかな政府間の協力の枠組みの、

「協調的自主的な行動」と

自由で開かれた貿易・投資といった成果を、

域内に止まらず、域外の国・地域とも共有する

「開かれた地域協力」という点です。


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