新株予約権付社債とは、

新株予約権を付した社債のことで

一般的には、

転換社債またはCBと呼ばれています。

 

新株予約権付社債は

普通社債に比べて利回りは低くなっており、

会社は業績が低い時にも

低金利で社債を発行できるメリットがあります。

 

社債権者は利息を受け取り、

償還日まで保有することで

額面金額が払い戻されます。

 

社債権者は、

新株予約権を行使して株主になることができ、

新株予約権の行使をすると、

社債部分の金額が、

そのために払い込まれたとみなされます。

 

新株予約権の行使によって発行される株式数や、

新株予約権を行使できる期間などは、

あらかじめ決められています。

 

また、社債の値段が購入時よりも上がったときに売却して

利益を得るという選択を取る事もできます。

 

新株予約権付社債の募集は、

募集社債の規定は適用されず、

新株予約権の発行の手続に準じて行なわれます。

 

株式会社が、新株予約権付社債を

引き受ける者の募集をする場合、

公開会社では募集事項の決定は、

有利発行の場合を除いて取締役会の決議、

公開会社ではない会社においては、

株主総会の特別決議を要します。


行政書士試験にわずか147日で合格した勉強法

行政書士受験生にオススメのAmazon Kindle Unlimitedで読める本


スポンサードリンク

関連記事