アンデス共同体(Comunidad Andina, CAN)とは、
南アメリカのアンデス地域を中心とした
南アメリカおよびラテンアメリカの国家共同体で、
統合と協力による加盟国の調和的発展の促進、
経済成長と雇用創出の促進、
ラテンアメリカ共同市場形成を目指した
地域統合プロセスへの参加促進、
国際経済動向の中で加盟国の対外的脆弱性改善と立場向上、
不均衡是正と連帯強化、域内住民の生活水準の改善
を目的としています。
アンデス共同体は、
1969年5月26日の「カルタヘナ合意」に基づいて設立され、
加盟国は、ボリビア、コロンビア、エクアドル、
ペルーの4ヶ国で、
本部はペルーのリマに置いています。
(チリは署名時に加盟していましたが、
1976年10月に脱退。
ベネズエラは2006年4月に脱退を表明しました。)
アルゼンチン、ブラジル、パラグアイ、ウルグアイ、チリが
準加盟国、スペインがオブザーバー国となっています。
2006年に域内関税が撤廃され、
共同体4カ国の自由貿易圏が完成しました。
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