チェンマイ・イニシアチブ(CMI)とは、

アジア域内を広くカバーする

経済危機発生時の自助・支援のための地域金融協力への合意のことで、

2000年(平成12年)5月タイ王国のチェンマイで開催された

ASEAN+3(日中韓蔵相)の東アジアにおける経済危機発生時の

自助・支援のための地域金融協力への合意に基づき、

日中韓およびASEAN5か国

(インドネシア、マレーシア、フィリピン、シンガポール、タイ)の間で

締結されました。

 

2010年3月、支援の迅速化・円滑化を図るため、

チェンマイ・イニシアティブ(CMI)の

マルチ化契約(CMIM)が締結され、

さらに、欧州債務危機を受け、

地域の金融セーフティーネットを更に強化するため、

2012年5月CMIMの強化策が合意され、

2014年7月、CMIM改訂契約が発効し、

資金規模が1200億ドルから2400億ドルに倍増され、

新たに危機予防機能が導入されました。

 

2016現在、ASEAN+3の全13カ国(シンガポール共和国、日本国、

マレーシア、ベトナム社会主義共和国、ミャンマー連邦共和国、

ブルネイ・ダルサラーム国、中華人民共和国、

タイ王国、大韓民国、ラオス人民民主共和国)が参加しています。


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