プライマリーバランスとは、
一般会計において、
歳入総額から公債発行収入を差し引いた金額と
歳出総額から公債費を差し引いた金額の差のことです。
要するに、公債を除いた、
歳入と歳出のバランスのことですが、
均衡している場合は、借り入れに依存せず
税収などの収入で経費を調達できているという状態で、
逆に歳出の方が多ければ、
借り入れに依存している状態なので、
将来の国民が負担を負うということになります。
近年の我が国は、プライマリーバランスが
マイナス(赤字)の状態が続き、
2010年のG20で国際公約として、
2020年度に黒字化する目標を掲げていますが、
2015年2月12日、内閣府は
「中長期の経済財政に関する試算」を経済財政諮問会議に提出し、
2020年度の基礎的財政収支について、
名目経済成長率3%・消費税率10%では
黒字化は困難であると試算しています。
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