行政書士試験の一般知識対策として

社会保障制度(社会保険、公的扶助、社会福祉、公衆衛生)の

要点をわかりやすく解説します。

 

社会保障制度

社会保障制度とは、

病気、怪我、障害、死亡、老化、失業、出産などにより、

所得を得ることが中断、不能となった場合に、

保険制度に基づいてその所得を保障し、また、

 

医療や介護などの社会的サービスを給付する制度です。

 

日本の社会保障制度は、

「社会保険」「社会福祉」「公的扶助」「公衆衛生」の

4つの柱からなっています。

 

社会保険

日本の社会保障制度の中で、中核的な制度が

社会保険制度です。

 

なんらかの事情で所得を得ることを中断、

あるいは不能になった場合の保障制度で、

医療保険、年金保険、介護保険、雇用保険、

労災保険の5種類の社会保険制度があります。

 

公的扶助

公的扶助は、最低限の生活を保障するために行う

経済的援助です。

 

その中のひとつが、生活保護で、

自力で生活をすることができない生活困窮者に

経済的援助を与えるもので、申請権者の申請に基づき、

生活扶助、教育扶助、住宅扶助、医療扶助、

介護扶助、出産扶助、生業扶助、葬祭扶助の

8種類が、単給または併給として行われます。

 

社会福祉

生活保護法や児童福祉法、身体障害者福祉法、

老人福祉法などに基づいて、

児童、高齢者、心身障がい者、母子世帯に

手当の支給や、施設やサービスの提供をし、

社会的に援護を要する者の自立と社会参加をうながす事業です。

 

公衆衛生

国民の健康と公衆衛生向上を目的に、

地方自治体の保健所、公営病院、保健センターなどが

中心になって行います。

 

感染症予防・対策、がん検診などの各種健康診断、

浸水被害の消毒作業、下水道の整備、ペットの保護・管理、

公害対策などが含まれます。

 

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