母と非嫡出子間の親子関係と認知
(昭和37年4月27日最高裁)
事件番号 昭和35(オ)1189
この裁判では、
母と非嫡出子間の親子関係と認知について
裁判所が見解を示しました。
最高裁判所の見解
母とその非嫡出子との間の親子関係は、原則として、
母の認知を俟たず、分娩の事実により
当然発生すると解するのが相当であるから、
被上告人が上告人を認知した事実を確定することなく、
その分娩の事実を認定したのみで、
その間に親子関係の存在を認めた原判決は正当である。
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