リラックス法学部
リラックス一問一答
癒やし音楽を聴きながら、ふざけた絵で法律を覚えましょう(^^)
法学部生の方や、司法書士試験・行政書士試験など資格の勉強をしている方、
その他法律に興味がある方々に、休憩時間にでもリラックスしながら、ゆる~く
知識の整理にご覧いただければ幸いです。
リラックス一問一答 【民法】代理
問題1.代理人が自己または第三者の利益のために、
本人の利益にならない行為をした場合(代理の権限内ではあるが、
権利の濫用にあたる場合)、本人は相手方に代理効果の無効を
主張できる?
答.相手方が代理人の権限濫用の意図を知り、
または知る事ができた場合に限り、
無効を主張できる。(93条ただし書き類推適用)
問題2.代理人が本人のためにする事を
示さないでした意思表示の結果はどうなる?
答.代理人自身のためにしたものとされる。
ただし、相手方が本人のために意思表示したものと知っていたか、
知る事ができた場合は、本人との間に代理の効果が帰属する。
問題3.代理行為に瑕疵がある場合とはどのような場合か?
答.意思の不存在、詐欺・脅迫による意思表示、
ある事情を知っている、知らない事に過失があるため
代理行為の効力が影響を受ける場合。
問題4.代理行為の瑕疵は本人・代理人どちらを基準に判断するのが原則?
答.代理人。
ただし例外として、ある特定の行為をする事が本人の意思によって
決定されていた場合は、本人が知っていた事情や過失によって知らなかった
事情について、代理人の不知や無過失を主張できない。
問題5.代理人が相手方の詐欺によって意思表示した場合、
本人は詐欺の事実を知っていた時でも、取消しできる?
答.原則、本人は取消権を行使できる。
ただし、特定の行為を指示して、
代理人がその指示に基いて契約したなどの事情があれば、
取消権が行使できないと解される。
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