絶対的構成とは、

民法上の意思表示について、

意思が欠ける場合や欠陥があっても

目的である権利が移転する過程で

善意の第三者が出現すると、

その者が絶対的に権利を取得し、

その後の転得者が

たとえ悪意であっても権利者として

保護されるとする考え方です。

 

これに対して、善意悪意を個別に判断して、

善意であれば権利を取得し、

悪意であれば権利を取得しないという考え方を

相対的構成といいます。

 

判例は絶対的構成をとっています。


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