国際エネルギー機関(IEA)とは、

安価でクリーンなエネルギーを

安定的に確保・供給していくため為の

OECD(経済協力開発機構)の枠内における諮問機関で、

第1次石油危機後の1974年に、

キッシンジャー米国務長官(当時)の提唱を受けて

設立されました。

 

エネルギー安全保障の確保(Energy Security)、

経済成長(Economic Development)、

環境保護(Environmental Awareness)、

世界的なエンゲージメント(Engagement Worldwide)の

「4つのE」を目標に掲げ、エネルギー政策全般をカバーし、

(1)石油・ガス供給途絶等の緊急時への準備・対応と市場の分析

(2)中長期の需給見通し

(3)エネルギー源多様化

(4)電力セキュリティ

(5)エネルギー技術・開発協力

(6)省エネルギーの研究・普及

(7)加盟国のエネルギー政策の相互審査

(8)非加盟国との協力

等にも注力しています。

 

IEAの参加要件は、

OECD加盟国(現在36か国)であって、かつ、

備蓄基準(前年の当該国の1日当たり石油純輸入量の90日分)

を満たすことです。

 

日本は、IEA諸活動に積極的に参加しており、

日本の分担金分担率は

米国に次ぎ第2位(2018年,13.604%)

となっています。

 


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