圧力団体(利益団体)とは、政治上の目的を実現するために、
外部から政府や議会・政党などに働きかける集団で、
政治に組織的に影響力を及ぼすものの、
政党とは異なり、政治活動を専門とはせず、
政権をとろうとすることはない団体のことをいいます。
「圧力」とは、「脅迫」というわけではなく、
具体的には、直接、議員や政党、省庁等に陳情したり、
広告、会見、記者発表などマスコミを通じて、
提言をしたりするという活動などがあげられます。
圧力団体は、政党や議会の機能を補うものとして、
職業利益を代表する新たな団体として発生しました。
日本では、ロビー活動と呼ばれる政治の院外活動に関して、
利益団体が議員を通して官僚へ働きかける活動も多くあります。
アメリカでは、圧力団体がロビイストを代理人として
上院・下院に次ぐ、第三院として位置づけられています。
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