マグナ・カルタ(大憲章)は、1215年、
イングランド王国においてイングランド王ジョンが
封建貴族たちに強制されて承認、調印した文書で、
前文と、63ヶ条から構成されています。
国王の専断的な逮捕・拘禁の制限し、
国法によらなければ逮捕・拘禁されたり、財産を奪われないとした定め、
国法か裁判によらなければ自由や生命、財産をおかされないとした定め、
王の決定だけでは戦争協力金などの名目で
税金を集めることができないと定めなど、
それまで封建貴族らが持っていた権益を確認させ、
これを侵害しないことを約束させ、
イングランド国王の権限を制限し、
イギリス立憲政治の基準となり、
清教徒革命やアメリカ独立戦争の根拠となりました。
マグナ・カルタは2009年、
ユネスコの『世界の記憶』に登録されました。
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