インフォームド・コンセントとは、

適切な情報を十分に得た上での合意

というのが英語本来の意味ですが、

日本ではもっぱら医療行為などについて

用いられる概念です。

 

医師が患者に対して、医療行為を行う際に、

治療の必要性や、治療による効果、治療期間、

治療にかかる費用といったものを

患者にわかりやすく説明し、

患者の同意を得ることをいいます。

 

インフォームド・コンセントを

得られずにされた医療行為については、

医療行為自体は適切な行為であったとしても、

債務不履行責任や不法行為の責任を問われる

可能性があります。

 

また、インフォームド・コンセントを欠いた

治療行為は、専属的治療行為として、

傷害罪が成立する場合もあります。


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