挙証責任・証明責任とは、
真偽不明な対象に関して、
証明をできないと不利益を受ける
一方当事者の負う責任のことです。
訴訟において裁判所は、
ある事実の存否について
証拠から明らかにならない場合、
その事実は存在しないと仮定することになります。
要するに、挙証責任を負う側が
証明をできなければ
裁判で負けてしまうということです。
例えば、貸金返還請求訴訟において、
弁済の有無は債務者が挙証責任を負いますが、
債務者が弁済を証明できない場合は、
弁済をしていないものとされることになります。
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