リラックス法学部 コラム質問への回答「高卒ですが、行政書士試験に合格できますか?」

 

今回は質問をいただきましたので、回答させていただきます。

質問者さまの承諾を得て、質問文を掲載させていただきます。

予備校名等は伏せさせていただきます。

以下質問文です。

 

【僕は今までに行政書士試験に2回挑戦して2回とも不合格の結果です。

かなり難しいので心が折れそうですが何とか今まで勉強を続けてます。

大学には行ってないので高卒です。

それも工業高校卒という経歴です。

そんなぼくでも合格は可能でしょうか?】

 

というご質問をいただきましたので、

私の考えを書かせていただきたいと思います。

即答しますが、

可能です。

 

工業高卒という最終学歴ということですが、

全く関係ありません。

 

法律系の資格試験の内容は、

法学部でなければ学べないものなどありません。

 

理系の学部のように、特殊な道具や実験などをしたい場合は、

大学に行かなければ不可能な事もあるでしょうが、

資格試験の法律を学ぶことについて、

大学法学部と高卒にそのような差異はありません。

 

もちろん、すばらしい教授や学友に刺激される環境があれば、

モチベーションも高まるでしょうが、大学という機関は基本的に自分で

学びたいことを見つけ学ぶ機関です。

 

何か特別な事を教わり、

資格試験においてアドバンテージになるようなことはないでしょう。

 

特定の分野を掘り下げて学びたい場合は、

大学という機関で学ぶことは有利となるでしょうが、

資格試験レベルの問題は各分野の表面をなでる程度の知識ですから、

高尚な教授に教わるまでもない話なのです。

 

また、法学部の学生も、

資格試験予備校に通う方がたくさんいるということを考えれば、

大学の講義と資格試験は別モノということもおわかりいただけるでしょう。

 

ですので、

「学歴」というものは、資格試験に合格できない事と

無関係とお考えください。

 

「法学部でもないし、やっぱり無理かな」

と思いながらやるのでは、勉強の能率を大きく落とします。

 

「できるに決まっている」ので、やってください。

 

行政書士試験の情報コーナートップへ


行政書士試験にわずか147日で合格した勉強法

行政書士受験生にオススメのAmazon Kindle Unlimitedで読める本


スポンサードリンク

関連記事