未必の故意とは、
犯行に及ぶ際の容疑者の心理状態のことで、
犯罪事実の発生を
積極的に意図あるいは希望したわけではないが、
結果的に犯罪行為になる可能性を認識し、かつ、
認容した状態のことをいいます。
例えば、鈍器で人を殴った時に、
相手が死亡かもしれないが、もし、
そうなってもかまわないというような心理状態のことで、
この場合も故意が成立することになります。
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