マネタリーベース(中央銀行通貨)とは、
中央銀行等の通貨性の負債を合計したもので、
日本の場合、日本銀行が供給する通貨のことで、
日本銀行券発行高と貨幣流通高と日銀当座預金の合計です。
日銀は、マネタリーベースの調整をすることで
金融政策を行います。(公開市場操作)
日銀が市場から国債等を買い上げ、
代金を支払うことで、
市場の通貨量を増やし(マネタリーベースを増やし)
経済を刺激したり、
(買いオペレーション)
日銀が持つ国債等を市場で売り、
代金を受け取ることによって、
市場の通貨量を減らす(マネタリーベースを減らす)ことで、
過度のインフレやバブルの発生を防ぎ、
安定的な経済成長に誘導します。
(売りオペレーション)
月次のマネタリーベース統計については、
日本銀行のwebサイト(こちら)で
毎月第2営業日の午前8時50分に、また、
日次のマネタリーベースは、
毎営業日の午前10時に前営業日の計数を公表しています。
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