リラックス法学部 労働法をわかりやすく解説 >労働基準監督官とは?わかりやすく解説

 

労働基準監督官は、労働基準関係法令に基づいて、

あらゆる種類の事業場(職場)に立ち入り、

労働基準法や労働安全衛生法等を事業主に守らせることにより、

労働条件の確保・向上、

働く人の安全や健康の確保を図り、また、

労働災害にあった方に対する

労災補償の業務を行うことを任務とする

厚生労働省の専門職員です。

 

田島隆先生(この作品では

「とんたにたかし」名義)原作で、

鈴木 マサカズ先生漫画の「ダンダリン一〇一」の、

主人公段田凛(ドラマでは竹内結子さんが演じていました)さんの仕事です。

 

労働基準主管局(厚生労働省の内部部局として

置かれる局で労働条件及び

労働者の保護に関する事務を所掌するものをいいます)、

都道府県労働局及び労働基準監督署に、

労働基準監督官を置くほか、

厚生労働省令で定める必要な職員を置くことができ、

労働基準主管局の局長、都道府県労働局長及び労働基準監督署長は、

労働基準監督官がこれに充てられると

労働基準法に定められています。

 

 

労働基準監督官の権限

労働基準監督官は、事業場、

寄宿舎その他の附属建設物に臨検し、帳簿及び書類の提出を求め、

又は使用者若しくは労働者に対して尋問を行うことができます。

 

この場合において、労働基準監督官は、

その身分を証明する証票を携帯しなければなりません。

 

労働基準監督官は、労働基準法違反の罪について、

刑事訴訟法に規定する司法警察官の職務を行います。

 

労働基準監督官は、

職務上知り得た秘密を漏してはなりません。

労働基準監督官を退官した後においてもです。

 

監督機関に対する申告

事業場に、この法律又はこの法律に基いて

発する命令に違反する事実がある場合においては、

労働者は、その事実を行政官庁又は

労働基準監督官に申告することができます。

使用者は、この申告をしたことを理由として、

労働者に対して解雇その他不利益な取扱を

してはなりません。

 

報告等

行政官庁は、この法律を施行するため必要があると認めるときは、

厚生労働省令で定めるところにより、

使用者又は労働者に対し、必要な事項を報告させ、

又は出頭を命ずることができます。

 

労働基準監督官は、

この法律を施行するため必要があると認めるときは、

使用者又は労働者に対し、

必要な事項を報告させ、又は出頭を命ずることができます。


行政書士試験にわずか147日で合格した勉強法

行政書士受験生にオススメのAmazon Kindle Unlimitedで読める本


スポンサードリンク

関連記事