細谷服装事件(労基法20条違反の解雇の効力) (昭和35年3月11日最高裁) 事件番号 昭和30(オ)93 洋服の製造・修理を行うY社に雇用されていたXは、 昭和24年8月4日に、 労働基準法20条で義務・・・
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【労働法判例】日本食塩製造事件(解雇権の濫用)の要点をわかりやすく解説
日本食塩製造事件(ユニオン・ショップ協定に基づく解雇の有効性) 昭和50年4月25日最高裁 事件番号 昭和43(オ)499 Y社とA労働組合との労使紛争が原因で、 A組合の執行役員Xは、懲戒解雇処分となり・・・
【刑法判例】マジックホン事件(損害額10円の可罰的違法性)の要点をわかりやすく解説
マジックホン事件(昭和61年6月24日最高裁) Xは会社設立の際にお世話になったAから、 電話回線に取り付けると、 電話をかけた相手方の電話料金が徴収されない 仕組みとなっている機械「マジックホン」をすすめ・・・
【刑法判例】自救行為(昭和30年11月11日最高裁)の要点をわかりやすく解説
自救行為 (昭和30年11月11日最高裁) 事件番号 昭和28(あ)5224 Xは、建物を増築するため、Xの借地内に築造されている A所有の住家の玄関の軒先を、情の知らない大工に命じて 間口8尺(約240・・・
【刑法判例】川崎協同病院事件(治療行為の中止)の要点をわかりやすく解説
川崎協同病院事件(治療行為の中止) (平成21年12月7日最高裁) 事件番号 平成19(あ)585 当時58歳の男性患者は、 気管支喘息重積発作で昏睡状態に陥り、 医師は「患者は9割9分9厘植物状態になり・・・
【労働法判例】ケンウッド事件(転勤命令の有効性)の要点をわかりやすく解説
ケンウッド事件(転勤命令の有効性) (平成12年1月28日最高裁) 事件番号 平成8(オ)128 音響機器、通信機器等の製造販売を目的とするY社に 雇用されていたX(34歳・女性)は、 東京都目黒区青葉台・・・
【労働法判例】日本ヒューレット・パッカード事件(無断欠勤による懲戒処分)の要点をわかりやすく解説
日本ヒューレット・パッカード事件(無断欠勤による懲戒処分) (平成24年4月27日最高裁)事件番号 平成23(受)903 Y社に雇用されているXは、約3年間にわたり、 加害者集団からその依頼を受けた専門業・・・
【労働法判例】川義事件(安全配慮義務)の要点をわかりやすく解説
川義事件(安全配慮義務)の要点をわかりやすく解説 (昭和59年4月10日最高裁)事件番号 昭和58(オ)152 Y社の従業員のAは、宿直勤務中、商品を盗もうとY社に忍び込んだ Y社の元従業員Bに殺害されま・・・
【労働法判例】関西電力事件(ビラ配布に対する譴責処分)の要点をわかりやすく解説
関西電力事件(ビラ配布に対する譴責処分) (昭和58年9月8日最高裁)事件番号 昭和53(オ)1144 Y社に雇用されているXは、従業員社宅において 会社を誹謗中傷するビラ約350枚を配布し、 Y社の就業・・・
【労働法判例】三共自動車事件(労災保険給付と民事損害賠償)の要点をわかりやすく解説
三共自動車事件(労災保険給付と民事損害賠償) (昭和52年10月25日最高裁)事件番号 昭和50(オ)621 特殊自動車等の分解整備を業とするY社に 整備工として雇用されていたX(当時20歳)は、 Y社の・・・