全逓東京中郵事件 (昭和41年10月26日最高裁) 事件番号 昭和39(あ)296 全逓信労働組合の執行委員のXらは、 東京中央郵便局に勤務し郵便物を取扱中の従業員等に 職場大会に参加するよう説得し、 所・・・
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【憲法判例】生産管理・山田鋼業事件(争議権の限界)(昭和25年11月15日最高裁)の要点をわかりやすく解説
生産管理・山田鋼業事件(争議権の限界) (昭和25年11月15日最高裁) 事件番号 昭和23(れ)1049 山田鋼業合名会社は、事業縮小による整理を理由に 従業員の解雇を通告しました。 組・・・
【憲法判例】法令の「公布」となるのはどの時点か?(昭和33年10月15日最高裁)
法令公布の時期 (昭和33年10月15日最高裁) 事件番号 昭和30(あ)871 昭和29年法律第177号覚せい剤取締役法の 一部を改正する法律は、 附則で「この法律は、公布の日より施行する」 とされ、同・・・
【憲法判例】立法の委任(犯罪構成要件の再委任の合憲性)(昭和33年7月9日最高裁)の要点をわかりやすく解説
立法の委任(犯罪構成要件の再委任) (昭和33年7月9日最高裁) 事件番号 昭和27(あ)4533 酒税法(昭和23年法律107号による改正前のもの)54条は、 「酒類、酒母、醪若ハ麹ノ製造者又ハ酒類若ハ・・・
【憲法判例】児童扶養手当法施行令事件(平成14年1月31日最高裁)の要点をわかりやすく解説
児童扶養手当法施行令事件(法律の委任・委任の範囲) 平成14年1月31日最高裁 事件番号 平成8(行ツ)42 児童扶養手当法(以下「法」という。)4条1項は、 児童扶養手当の支給要件として、 都道府県知事・・・
【憲法判例】天皇即位の礼・大嘗祭への知事の参加の公費支出は政教分離に違反するか?(平成14年7月11日最高裁)
即位儀式への公務参加、公費支出(政教分離) 平成14年7月11日最高裁 鹿児島県知事は、皇居で行われる 天皇の即位の礼に伴う大嘗祭(だいじょうさい)へ 参加する旅費として県から7万5,660円の支給を受け、・・・
【憲法判例】破壊活動防止法と扇動罪(表現の自由)(平成2年9月28日)の要点をわかりやすく解説
破壊活動防止法と扇動罪(表現の自由) 最高裁平成2年9月28日 事件番号 昭和63(あ)1292 破壊活動防止法39条及び40条のせん動罪にあたるとして 起訴されたXは、次の主張をしました。 ・・・
【憲法判例】裁判所規則を法律で定めるのは憲法77条に反するか?(昭和30年4月22日最高裁)の要点をわかりやすく解説
法律と裁判所規則 (昭和30年4月22日最高裁) 公務執行妨害、傷害の被告人Xが、 訴訟に関する手続は、憲法第77条により すべて最高裁判所規則で定めるべきものであって、 法律で定めるべきものではないのであ・・・
【憲法判例】条例における罰則の合憲性(昭和37年5月30日最高裁)の要点をわかりやすく解説
条例における罰則 (昭和37年5月30日) 事件番号 昭和31(あ)4289 条例違反で有罪となった被告人が、 条例違反に一定範囲の刑罰を科すことを認める 地方自治法14条5項は罰則の委任が具体的特定を欠・・・
【憲法判例】住基ネットとプライバシー(平成20年3月6日最高裁)の要点をわかりやすく解説
住基ネットとプライバシー (平成20年3月6日最高裁) 事件番号 平成19(オ)403 住民基本台帳法の住基ネットによる 個人情報の管理・利用等は プライバシー権を侵害するとして、 Xは住民基本台帳を保管・・・