証拠能力とは、 証拠方法として用いうる資格のことで、 民事訴訟法上は、 自由心証主義の建前を採用しており、 証拠能力について、 原則として制限はありません。 刑事訴訟法上は、 任意性のない自白、伝聞証拠など・・・
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【法学用語】「上告提起、上告受理申立て」を手短に簡単に解説
高等裁判所の控訴事件の判決(原判決)に対して不服がある場合には、 その理由に応じて「上告提起」と「上告受理申立て」 という二つの手続を取ることができます。 不服申立ての理由がどちらにも該当する場合には 上告・・・
【法学用語】「条件付権利」を手短に簡単に解説
条件付権利とは、 法律行為の行為の発生、消滅に条件が付された場合において、 条件の成就の成否が未定の間、 条件の成就に寄せる当事者の有する期待ないし期待的地位のことで、 期待権の一種です。 条件付法律行為の・・・
【法学用語】「償金請求権」を手短に簡単に解説
償金請求権とは、 物の付合、混和、加工によって 所有権を失うなど損失を受けた者が 当事者間の公平を図るため、 それによって利益を得た者に対して、 その償金を請求する権利です。
【法学用語】「準物権行為」を手短に簡単に解説
準物権行為とは、 物権以外の財産権の発生、変更、消滅などの効果を 直接生じさせる法律行為のことです。 例えば、 債権の譲渡、債務の免除、無体財産権の譲渡などが これにあたります。
【法学用語】「準備的口頭弁論」を手短に簡単に解説
準備的口頭弁論とは、民事訴訟における争点整理手続のひとつで、 口頭弁論を争点及び証拠の整理の目的にする場合の 口頭弁論です。 準備的口頭弁論も口頭弁論ですので、 公開の法廷で行われ、 口頭弁論や準備書面に関・・・
【法学用語】「準占有」を手短に簡単に解説
準占有とは、 物以外の財産権(債権など)を、 自己のためにする意思をもって権利を行使することで、 事実上の支配状態を保護し、 占有に関する規定を準用して扱うものです。 準占有が認められる権利としては、 債権・・・
【法学用語】「準消費貸借」を手短に簡単に解説
準消費貸借とは、 金銭その他の給付をする契約によって発生した債務を消滅させ、 既存債務を消費貸借の目的に切り替え、 消費貸借と同一の効力を生じさせる契約のことです。 例えば、商品の売買代金の支払い代金につい・・・
【法学用語】「準事務管理」を手短に簡単に解説
準事務管理とは、 管理権限を持たない者が、 本人のためにする意思を欠き、 または本人の意思もしくは利益に反する事務管理のことで、 このような場合、本来は事務管理が成立しませんが、 事務管理の規定が適用できな・・・
【法学用語】「準婚」を手短に簡単に解説
準婚とは、 法律上の婚姻成立の要件である婚姻の届出をしていないが 男女双方に婚姻する意思があり、 実質的に夫婦同様の生活を営んでいる男女関係のことです。 内縁関係ともいいます。 婚姻に準ずる関係と扱われ、 ・・・