自判とは、 上訴審で、原審の判決を不当として 取消または破棄して、 自らが訴えに対する判決をすることです。 民事訴訟の控訴審判決で第一審判決を 取り消し、改めて判決を行うことを 取消自判といいます。 民事訴・・・
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【法学用語】「事物管轄」を手短に簡単に解説
事物管轄とは、 裁判所法で定められる第一審の裁判所の管轄のことで、 民事訴訟の場合、 訴額が140万円以下の場合(不動産に関する訴訟を除く)は簡易裁判所、 140万円を超える場合は地方裁判所が 第一審の裁判権を有します。・・・
【法学用語】「自白の撤回」について手短に簡単に解説
民事訴訟において、 自白が成立すると、自白された事実については、 証拠によって証明する必要がなくなり、 裁判所の判断も拘束し、 相手方の利益を保護する必要が生じ、 任意に撤回することができなくなります。 自・・・
【法学用語】「指定相続分」を手短に簡単に解説
指定相続分とは、 被相続人の遺言によって指定される 各相続人の相続財産分配の割合のことです。 被相続人は、原則として自由に 各相続人の相続財産の分配の割合を指定することができ、 相続分の指定がなされると、 ・・・
【法学用語】「失念株」を手短に簡単に解説
失念株とは、株式を譲渡された者が、 会社に対して名義の書き換えをしてもらうことを 怠っている株のことをいいます。 株式を譲り受けた者が、 会社に対して株主の立場を主張するには、 株主名簿に自己の名前を記載し・・・
【法学用語】「執行証書」を手短に簡単に解説
執行証書は、債務名義の一種で、 金銭等の給付の請求について履行期経過後は 直ちに強制執行を受けても 異議のない旨(執行受諾文言)を記載した 公証人が作成した公正証書です。 執行証書は裁判所の関与なしに成立す・・・
【法学用語】「執行裁判所」を手短に簡単に解説
執行裁判所とは、 民事執行手続きを行う権限をもつ裁判所のことで、 原則として、執行手続きを行う地または これを行なった地を管轄する地方裁判所のことです。 「執行裁判所」という言葉は、 判決手続きを行う「受訴・・・
【法学用語】「執行官」を手短に簡単に解説
執行官は、地方裁判所に置かれる裁判所職員で、 主に強制執行や強制競売手続を担当します。 慣例として裁判所書記官退官後の志願者が 就任するケースが多いようで、 不定期に募集される執行官採用試験 ・・・
【法学用語】「自然人」を手短に簡単に解説
自然人とは、「法人」に対する概念で、 権利・義務の主体である 個人(生きている人間)のことです。 近代法では、すべての人が 出生から死亡まで完全な権利能力が認められ 権利義務の主体となります。
【法学用語】「使者(と代理人の違い)」を手短に簡単に解説
使者とは、 本人の決定した意思表示を単に伝達する者のことです。 使者には、意思能力や行為能力は必要なく、 (本人は意思能力及び行為能力が必要) 詐欺、強迫、錯誤などの有無については 本人を基準に判断されます・・・