保存登記とは、 不動産について初めてされる所有権の登記のことです。 所有権の保存の登記は、 次の者が申請することができます。 一 表題部所有者又はその相続人その他の一般承継人 二 所有権を有することが確定判・・・
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【法学用語】「保存行為」を手短に簡単に解説
保存行為とは、 物の現状を維持する行為や、 財産の価値を現状のまま維持する行為のことで、 例えば、建物の修繕、 債権の時効消滅を防ぐための催告、 弁済期限の到来した債務の弁済などが これにあたります。 共有・・・
【法学用語】「保全執行」を手短に簡単に解説
保全執行とは、 保全命令(仮差押え、仮処分)の正本に基づいて 裁判所または執行官が実施する 将来の強制執行による権利実現を確保するために 行なわれる手続きのことです。 保全命令に表示された当事者以外の者に対・・・
【法学用語】「保全仮登記」を手短に簡単に解説
保全仮登記とは、 所有権以外の権利の保存、設定、変更について 将来の登記の順位等を保全するために 暫定的に権利関係を形成するために あらかじめする登記のことで、 処分禁止の登記とともに行います。 所有権の場・・・
【法学用語】「法益権衡の原則」を手短に簡単に解説
法益権衡の原則とは、 刑法上の緊急避難の成立要件として、 その行為によって生じた害が 避けようとした害の程度を 超えないことが必要とする原則です。 刑法37条1項は次のように規定しています。 ・・・
【法学用語】「法定相続情報証明制度」を手短に簡単に解説
平成29年5月29日から、 全国の登記所(法務局)において、 各種相続手続に利用することができる 「法定相続情報証明制度」が始まりました。 法定相続情報証明制度とは 法定相続情報証明制度とは、 被相続人が生・・・
【法学用語】「逃走の罪」を手短に簡単に解説
単純逃走罪 裁判の執行により拘禁された 既決又は未決の者が逃走したときは、 1年以下の懲役に処されます。 未遂も、罰せられます。 加重逃走罪 裁判の執行により拘禁された既決又は未決の者、 勾引・・・
【法学用語】「当事者主義」を手短に簡単に解説
当事者主義とは、訴訟において、 事案の解明や証拠の提出に関する主導権を当事者に委ね、 訴訟当事者の主張、立証を基本として、 裁判所は中立的な審判者としての地位で 訴訟が行われるという原則のことです。 (これに対する概念が・・・
【法学用語】「同時死亡の推定、同時存在の原則」を手短に簡単に解説
同時死亡の推定 同時死亡の推定とは、 死亡の前後がわからない場合に、 同時に死亡したものと推定するという原則のことで、 例えば、交通事故などで、 数人の者が死亡した場合において、 そのうちの一人が他の者の死亡後になお 生・・・
【法学用語】「登記名義人」を手短に簡単に解説
登記名義人とは、 不動産登記で、登記記録の権利部に、 所有権・賃借権・抵当権などの権利について 権利者として記録されている者のことです。 登記名義人は一応、所有者と推定されますが、 実際の所有者と異なってい・・・