債権者平等の原則とは、 強制執行の手続き等で、 同一の債務者の債権者は、 債権の発生原因、発生時期の前後、 債権額の多少にかかわらず、 すべて平等に取り扱われるべきという原則です。 債務者の財産が債務の全額・・・
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【法学用語】「サービスマーク」を手短に簡単に解説
サービスマークとは、 商標のうち、サービス(役務)を表示するもので、 役務商標とも呼ばれます。 金融、広告、運送、飲食、宿泊、介護など といったものが対象となります。 ちなみに商品に使用される商標は トレー・・・
【法学用語】「固有の商人」を手短に簡単に解説
固有の商人とは、自己の名をもって 絶対的商行為、営業的商行為を行う者 (本来的な意味での商人)のことで、 擬制商人に対する概念です。
【法学用語】「株主の固有権」を手短に簡単に解説
株主の固有権とは、 株主の本質的利益に関するものであって その株主の同意がないかぎり 株主総会の多数決によっても奪う事のできない 株主の権利のことです。 多数決をもって奪うことができる権利を 非固有権といい・・・
【法学用語】「国家無答責の原則」を手短に簡単に解説
国家無答責の原則とは、 国が不法行為の賠償責任を 負うことはないとする考え方です。 日本では、明治憲法下では、 国家無答責の原則がとられていましたが、 日本国憲法17条で公務員の不法行為について 国家賠償責・・・
【法学用語】「国家承認」を手短に簡単に解説
国家承認とは、 すでに存在している国家の政府が、 新たに成立した別の国を 国際法上の主体として 正式に主権のある国家であると 認めることを指します。 国家承認は個々の国家間にて行われるので、 原則として承認・・・
【法学用語】「国家訴追主義」を手短に簡単に解説
国家訴追主義とは、 刑事事件における公訴の提起及び これを遂行する権限を 国家機関のみに専属させる考え方で、 検察官が控訴権を独占し、 検察官の起訴によって、 刑事事件を開始する制度のことをいいます。 国家・・・
【法学用語】「国家からの自由」を手短に簡単に解説
国家からの自由とは、国民が 国家から不当な侵害を受けることがない自由で、 信教の自由、言論・出版の自由、住居の不可侵、 財産権の不可侵などの自由権が これにあたります。
【法学用語】「国会中心立法の原則」を手短に簡単に解説
国会中心立法の原則とは、 国会が立法権を独占し、 憲法に特別の規定がある場合を除き、 国会によってのみ立法がなし得る という原則です。 例外としては、両議院での議員規則制定権、 最高裁判所の規則制定権、 地・・・
【法学用語】「国会単独立法の原則」を手短に簡単に解説
国会単独立法の原則とは。 日本国憲法41条に定められる 国会の立法権に関する原則の一つで、 国会が法律を制定するにあたって、 国会以外の国家機関が関与することなく、 国会の単独の手続きをもって 成立するという原則を意味し・・・