会社法第104条は、 株主の責任は、 その有する株式の引受価額を限度とする。 と規定しています。 株主有限責任の原則とは、 株主は株主の引き受けの際に支払った 株式の引受価額(出資額)以上の責任を 負わない・・・
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【法学用語】「株主平等の原則」を手短に簡単に解説
株主平等の原則とは、 株式会社は株主との関係において、 その内容及び持ち株数に応じて 平等に扱われなければならないとする原則です。 具体的には、 各株式の内容が原則として 平等であること(株式内容の平等)、・・・
【法学用語】「過失の推定」を手短に簡単に解説
過失の推定とは、 反証がない限り、過失があったものと 判断することをいいます。 民法上では、賠償請求をする場合、 請求をする側が権利侵害者の過失を 立証しなければならないのが原則です。 しかし・・・
【法学用語】「過失責任主義」を手短に簡単に解説
過失責任主義とは、 損害の発生につき、 加害者が賠償責任を負うのは、 故意・過失がある場合に限るとする 民事責任上の法原則で、 債務不履行責任、不法行為責任の法原則として 認められています。 ・・・
【法学用語】「隠れた瑕疵」を手短に簡単に解説
隠れた瑕疵とは、 一般に要求される注意をしても、 発見できないような瑕疵(通常であれば同種の物が 有するべき品質・性能を欠いており欠陥が存在すること) のことをいいます。 売買の目的物に隠れた瑕疵があった場・・・
【法学用語】「確定日付」を手短に簡単に解説
確定日付とは、 完全な証明力が認められる日付のことで、 その日にその証書(文書)が 存在していたことを証明するものです。 具体的には、公正証書の日付、 内容証明郵便の日付などがそれにあたります。  ・・・
【法学用語】「界標設置権」を手短に簡単に解説
界標設置権とは、 土地の所有者が隣地の所有者と共同の費用で、 土地の境界の標示物を設置できる権利です。 民法第224条は次のように規定しています。 境界標の設置及び保存の費用は、 相隣者が等し・・・
【法学用語】「解除権の留保」を手短に簡単に解説
解除権の留保とは、 一方の意思のみで解約できる解除権を 手元に残しておくことですが、 解約手付などがそれにあたります。 解約手付は、 相手方が契約の履行に着手する前であれば、 手付金を支払った側は、 手付金・・・
【法学用語】「懲戒処分(戒告・減給・停職・免職)」を手短に簡単に解説
公務員における懲戒処分とは、 職員に非違行為があったときに、 その職員に対する制裁としてなされる処分のことで、 戒告・減給・停職・免職の順に重くなります。 戒告は、一般的には始末書をとらないで その将来を戒・・・
【法学用語】「外交特権」を手短に簡単に解説
外交特権とは、国際法上、 外交使節団および外交官に対して 接受国から与えられる特権のことです。 (これらの特権は外交関係に関する ウィーン条約(外交関係条約)に基づいています。) 外交特権には、 外交使節団・・・