通告処分とは、 罰金・科料に相当する金額や、 没収に該当する物件、追徴金などを 納付すべきことを通告する行政処分のことで、 刑事訴訟手続によらない行政上の科刑手続です。 通告の内容を履行するか否かは 犯則者・・・
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【法学用語】「通行地役権」を手短に簡単に解説
通行地役権とは、 通行の目的のために設定される地役権です。 (地役権とは、 自分の土地の便益のために、 他人の土地を利用する権利のことです。) 通行地役権は、例えば、 他人の土地を通らなければ公道に出られな・・・
【法学用語】「追加判決(補充判決)」を手短に簡単に解説
追加判決(補充判決)とは、 民事訴訟法において、 裁判所が請求の一部について、 裁判の脱漏をしたとき(請求の全部について判決するつもりが、 一部だけを判決してしまったとき)に、 その脱漏部分について のちになされる判決の・・・
【法学用語】「通貨偽造罪」を手短に簡単に解説
通貨偽造罪とは、行使の目的で、 通用する貨幣、紙幣又は銀行券を偽造し、 又は変造した者の罪で、 無期又は3年以上の懲役に処されます。 日本国外において犯した すべての者にも適用されます。 通過・・・
【法学用語】「賃金支払いの5原則」を手短に簡単に解説
賃金支払いの5原則とは、 労働基準法第24条で定められた、 労働者に対する賃金の支払い方に関する原則で、 次の5つです。 賃金の支払いは、 ①通貨で ②直接 ③全額 ④毎月最低1回 ⑤一定期日に しなければ・・・
【法学用語】「対向犯」を手短に簡単に解説
対向犯とは、犯罪の成立に、 2人以上の者の相互に対向する行為の存在が 必要とされる犯罪のことで、 必要的共犯の一種です。 対向犯はさらに、 関与者を同等に処罰する場合、 関与者を異別に処罰する場合、 一方の・・・
【法学用語】「疎明」を手短に簡単に解説
「証明」は、 裁判官が確信を持つことを必要とするのに対して、 「疎明」とは、 裁判官が確信ではなく、 一応確からしいという推測できる程度の心証を得ている状態と、 そうさせる当事者の行為のことをいいます。 民・・・
【法学用語】「訴訟告知」を手短に簡単に解説
訴訟告知とは、民事訴訟で、 当事者の申し出に基づいて法定の方式によって 当事者以外の、訴訟に参加しうる第三者に対して、 訴訟係属の事実を知らせ、 訴訟への参加の機会を与える通知をする 訴訟行為のことです。 ・・・
【法学用語】「日照権」を手短に簡単に解説
日照権とは、 それまで確保されていた建築物の日当たりを 妨害されない権利のことで、 法律上保護に値する利益であり、 地方公共団体の条例や、建築基準法の日影規制などで 一定の保護が図られ、 違法な妨害に対しては差止めや、 ・・・
【法学用語】「日常家事債務」を手短に簡単に解説
日常家事債務とは、 夫婦が共同生活を営む上で必要な 日常の家事に関する債務のことです。 例えば、生活必需品の購入費用や、 公共料金の支払い、交際費、医療費、子の教育の費用などです。 日常家事債・・・