二重譲渡とは、 物や権利を譲渡人が他人(第一譲受人)に譲渡した後に、 別の者(第二譲受人)に譲渡することをいいます。 この2人の譲受人の間で どちらが優先するかについては、 対抗要件の有無で決まります。 &・・・
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【法学用語】「二重抵当」を手短に簡単に解説
二重抵当とは、 抵当権が設定されている不動産に さらに抵当権を設定をすることです。 ひとつの不動産に 複数の抵当権を設定することは可能で、 抵当権の順位の優劣は、 登記の先後によって決まります。  ・・・
【法学用語】「内乱罪」を手短に簡単に解説
内乱罪とは、 国の統治機構を破壊し、又は その領土において国権を排除して権力を行使し、 その他憲法の定める統治の基本秩序を壊乱することを目的として 暴動をした罪で、保護法益は国家の基本秩序で、 本罪は必要的共犯の一種の多・・・
【法学用語】「二重処罰の禁止」を手短に簡単に解説
二重処罰の禁止とは、 一度ある罪で処罰された者が、 同一の犯罪について、 重ねて刑事上の責任を問われないという原則で、 憲法39条後段がこれを規定しています。
【法学用語】「二重起訴の禁止」を手短に簡単に解説
二重起訴の禁止とは、 民事訴訟法上の原則で、 裁判所に係属する事件については、 当事者は、更に訴えを提起することができないとする原則です。 二重起訴が禁止される理由としては、 同一内容の訴えを複数起こされる・・・
【法学用語】「二重開始決定」を手短に簡単に解説
二重開始決定とは、 強制競売又は担保権の実行としての 競売の開始決定がされた不動産について 強制競売の申立てがあったときに、 執行裁判所が、 更に強制競売の開始決定をするものをいいます。 先に開始決定がされ・・・
【法学用語】「調停前置主義」を手短に簡単に解説
調停前置主義とは、 訴えを提起しようとする者が、 裁判の前に調停を経なければ、 訴えを起こすことができない制度です。 人事訴訟や家事裁判において採用されています。 調停前置主義に妥当する事件に・・・
【法学用語】「器物損壊罪」を手短に簡単に解説
器物損壊罪とは、 他人の物を物理的に破壊したり、 その機能を失わせたりする罪で、 3年以下の懲役又は30万円以下の罰金若しくは 科料に処されます。 器物損壊罪は 公訴の提起に告訴権者の告訴が必要な親告罪で、・・・
【法学用語】「規則制定権」を手短に簡単に解説
規則制定権とは、 最高裁判所や国会の両議院が、 独自の権限で内部規律などに関して 規則を制定することができる権限のことです。 最高裁判所が制定した規則を裁判所規則、 議院が制定規則を議院規則といい、 国会中・・・
【法学用語】「帰責事由」を手短に簡単に解説
帰責事由(責めに帰すべき事由)とは、民法上、 責任を負わなければならない事由のことで、 故意、過失のことです。 帰責事由の有無で、 法律効果が異なります。 民法415条は、次のように規定してい・・・