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「親族」「姻族」の試験対策、要点まとめ

民法の親族編の試験対策として、

まずは親族、姻族の定義をしっかりとおさえておきましょう。

 

親族とは

民法第725条は  次に掲げる者を親族としています。


一  六親等内の血族

二  配偶者

三  三親等内の姻族

 

どこまでが親族なのか、一度ご自身の家系図を書いてみて、

「ここまで親族なんだ」

と実際の顔ぶれを確認することで、

より知識が定着すると思います。

 

姻族とは

姻族とは、配偶者の血族または血族の配偶者のことをいいます。

姻族関係は、離婚によって終了します。

 

また、夫婦の一方が死亡した場合において、

生存配偶者が姻族関係を終了させる意思を表示したときも、

姻族関係が終了します。

 

これは例えば、夫の両親と同居していた妻が、

夫が死亡した後に、夫の両親との姻族関係を終了させたいという場合に

妻が単独ですることができます。

条文上「意思を表示」となっていますが、具体的には、

「姻族関係終了届」という書面を本籍地または住居地の市区町村に

提出することで姻族関係を終了させることができます。

姻族関係終了届に期限はありません。

 

試験問題としては、

まず、姻族関係終了の意思表示は

生存配偶者の側からしかできないことをおさえておきましょう。

そして姻族関係終了届は「姻族の同意が必要」とか、

「家庭裁判所の許可が必要」といった誤りの選択肢が作られるかもしれませんので、

生存配偶者が単独でできることをしっかりおさせておきましょう。

また、期限はありませんので、「夫の死亡後3か月以内」とか、

期限をつけた誤りの選択肢にも注意しましょう。

 

扶養義務

民法877条は、扶養義務について規定しています。

 

直系血族及び兄弟姉妹は、互いに扶養をする義務がある。

2  家庭裁判所は、特別の事情があるときは、前項に規定する場合のほか、

三親等内の親族間においても扶養の義務を負わせることができる

 

試験対策としては、法律上、当然に扶養義務のある関係はどの範囲かをおさえ、

特別の事情がある場合に、家庭裁判所が

扶養義務を負わせることができる範囲を明確にし、

ひっかけ問題に注意してください。

例えば、「直系血族及び兄弟姉妹がいない場合、

三親等内の親族間において扶養の義務を負う」

といった誤りの選択肢などが作られるかもしれません。

 

 

親族編は、わりとイメージしやすい分野なので、

理解もしやすいと思いますが、だからこそ知識がふわっとしてものになって、

試験で足元をすくわれるということもありますので、

要点を注意しておさえていただければと思います。

 

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