債権者が弁済の受領を拒み、 又は受領することができないときは、 弁済をすることができる者(弁済者)は、 債権者のために弁済の目的物を供託して その債務を免れることができます。 債務者が供託しようとする目的物・・・
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【法学用語】「自己契約」を手短に簡単に解説
自己契約とは、代理人が、 代理人としての資格をつかって、 自己を他方当事者として 成立させる契約のことです。 自己契約は自己と相手方の利益が相反し、 相手方を害するおそれが高いため、 原則として禁止されます・・・
【法学用語】「試験観察」を手短に簡単に解説
試験観察とは、家庭裁判所が、 少年に対する処分を直ちに決めることが困難な場合に、 家庭裁判所調査官が 少年の更生のための助言や指導を与えながら 観察をして様子を見る制度のことです。 試験観察には、 在宅試験・・・
【法学用語】「残余財産分配請求権」を手短に簡単に解説
残余財産分配請求権とは、 会社や組合の清算後に残った財産の 分配を請求できる権利です。 株式会社の場合は持ち株数に応じて、 持分会社、組合の場合は 出資の価額に応じてすることができます。 残余・・・
【法学用語】「三審制」を手短に簡単に解説
三審制とは、ひとつの事件について、 裁判において審級の異なる裁判所が2階層あって、 裁判の当事者が希望する場合、 審理を合計3回まで受けることができる制度のことです。 慎重、公正な裁判をすることによって 人・・・
【法学用語】「三六(さぶろく)協定」を手短に簡単に解説
三六(さぶろく)協定とは、 労働基準法36条に基づく労使協定で、 法定労働時間(1日8時間、週40時間)を超える 時間外労働、休日労働を命じる取り決めのことです。 三六協定を締結するには、 事業所の労働者の・・・
【法学用語】「債務免除」を手短に簡単に解説
債務免除とは、 債権者が債権放棄という意思表示をして、 債務を無償で消滅させることです。 債務の全部を消滅させる全部免除の場合には 債権に付随する担保物権や保証債務は消滅します。 債務免除は、・・・
【法学用語】「財産分与請求権」を手短に簡単に解説
財産分与請求権とは、 夫婦が婚姻から離婚までに協力して取得した財産を、 離婚する際又は離婚後に当事者の一方が他方に 分与を請求する権利です。 財産分与は慰謝料とは、 法律の概念としては区別できますが、 実務・・・
【法学用語】「混和」を手短に簡単に解説
「混和」とは、 おのおの別の所有者に属する米や酒などの物が 混合・融和して区別できなくなった状態のことをいいます。 混和によって各別の所有者に属している物が 識別できなくなった場合には 動産の付合の規定が準・・・
【法学用語】「戸籍謄本・戸籍抄本」を手短に簡単に解説
戸籍謄本(全部事項証明)は、 原本の内容全部を謄写している証書で、 戸籍抄本(個人事項証明)は、 指定された原本の内容一部のみを抜粋して謄写している証書で 戸籍謄本、戸籍抄本は、 本人の本籍地の市区町村役場・・・