結審とは、 裁判のすべての審理を終了することで、 口頭弁論を終結することをさす言葉として 実務で慣習的につかわれている言葉です。 結審後は、判決の言い渡しを 待つのみとなりますが、 さらに審理が必要と認めら・・・
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【法学用語】「契約自由の原則」を手短に簡単に解説
契約自由の原則とは、 契約の内容や形式、契約を結ぶかどうかは、 当事者の自由にまかせ、 国家はこれに干渉してはならないとする 近代法の原則のことです。 とはいえ、資本主義社会が独占的段階に入り、 弱い立場の・・・
【法学用語】「形成力」を手短に簡単に解説
形成力とは、形成判決が確定したときに、 その判決のとおり、法律関係を 発生・変更・消滅させる効力のことをいいます。 たとえば、離婚判決により 婚姻関係が消滅する場合、 株主総会決議取消判決により 決議が取り・・・
【法学用語】「継続審理主義・集中審理主義」を手短に簡単に解説
継続審理主義・集中審理主義とは、 口頭弁論期日、公判期日が 複数回にわたって行われる場合に 審理を集中的に継続して行う方法のことです。 裁判官が複数の事件を 同時に併行して審理する 併行審理と対立する考え方・・・
【法学用語】「形成権、形成の訴え」を手短に簡単に解説
形成権とは、 一方の当事者の単独の意思表示のみによって 法律効果を生じさせることのできる権利のことです。 例えば、取消権、解除権、相殺権などがその例です。 形成権の行使を目的とする訴訟を 形成・・・
【法学用語】「刑事免責」を手短に簡単に解説
刑事免責とは、刑事訴訟において, 自己が刑事訴追を受けるおそれがある証人が 黙秘権を行使して 証言を拒否する場合に対処するために、 証言義務を負わせることと引換えに その罪についての訴追の免除の特権を 裁判所が与えること・・・
【法学用語】「形式的真実主義」を手短に簡単に解説
形式的真実主義とは、 当事者間に争いのない事実は、 必ずしも科学的、実際的、客観的な真実と 一致しない場合でも、 真実として扱うという原則です。 民事訴訟においては、 この形式的真実主義がとられており、 刑・・・
【法学用語】「形式的証拠力、実質的証拠力」を手短に簡単に解説
形式的証拠力とは、 文書が、ある特定人の意思に基づいて 作成されたこと(偽造ではないこと)を 認められたことをいいます。 (文書の名義人と作成者が一致しない偽造の文書や、 習字、下書きのために書かれた文書には 形式的証拠・・・
【法学用語】「形式的形成訴訟」を手短に簡単に解説
形式的形成訴訟とは、 具体的な形成要件が法定されておらず、 その判断が裁判所の裁量に委ねられた 形成訴訟のことで、例えば 父を定める訴え、土地の境界確定の訴え、共有物分割の訴え などがこれにあたります。 形・・・
【法学用語】「形式的確定力」を手短に簡単に解説
形式的確定力とは、 確定した判決のもつ 取消すことのできない効力のことをいいます。 当事者が上訴によって争うことが できない状態ということですが、 上訴を許されない判決、 上訴期間、異議申立期間の経過、 当・・・