憲法の試験対策として要点をまとめました。
行政書士試験レベルを想定していますが、
基本であり重要なポイントをまとめたものですので、
他の試験の受験者の方もご活用いただけると思います。
※目次はあなたの弱点をあぶり出すためにあえて質問口調にしました。
・法人に精神的自由(内面的な自由、外面的な自由)は認められるか、関係判例おさえてますか?
・公務員の労働基本権を制約する法律、公務員の政治活動を禁止する法律を合憲とする判例の根拠、おさえてますか?
・プライバシー権、肖像権について、捜査機関の写真の撮影が認められる「正当な理由」の要件、おさえていますか?
・選挙権の平等、1票の価値が不平等で選挙が違憲と判断されたらその選挙はどうなるか、整理できていますか?
・「目的効果基準」に照らして、政教分離原則に違反するとされた判例、違反しないとされた判例、整理できていますか?
・学問の自由、「大学の自治」の主体は、教授・准教授だけでなく学生にも認められるか、判例おさえてますか?
・税関の検査、教科書検定が検閲にあたらないとされた理由、検閲に関する考え方、おさえてますか?
・「知る権利」「報道の自由」「取材の自由」は表現の自由として保障されるか、法廷内の取材の自由として写真撮影、メモが認められるか、判例を整理できてますか?
・デモ行進は憲法上保障されるか、デモ行進を許可制にすることは合憲か、おさえてますか?
・「営業の自由」は憲法で保障されるか、薬局の開設等の許可基準、公衆浴場の設置の許可制、酒類販売業の免許制についての判例おさえてますか?
・「財産権」について、森林法の規定についての判例、憲法29条3項の「正当な補償」について、おさえてますか?
・憲法31条の保障する手続き適正の対象となるもの範囲、行政手続にも適用があるか、政令・条例により刑罰を科すことができるか、整理できてますか?
・労働三権について、現業の公務員、非現業の公務員、警察・消防などの職員には労働三権は認められるか、政治ストは憲法28条の保障下にあるか、おさえてますか?
・裁判の公開について、公開が要請されない事件、裁判官全員一致の場合、対審、判決を非公開とすることができるか、整理できてますか?
・国家賠償責任が発生する要件、公務員個人に責任を追及することができる場合はあるか、整理できてますか?
・国会の会期、会期の延長について、会期不継続の原則についておさえてますか?
・衆議院に先議権が認められる場合、衆議院のみで有効な議決ができる場合、衆参で議決が異なる場合に衆議院の議決が国会の議決になる場合について整理できてますか?
・参議院の緊急集会はどのような場合に誰がすることができるか、緊急集会の措置の効力について整理できてますか?
・資格争訟事件で国会議員の資格を失わしめる場合の議決要件、懲罰により議員を除名する場合の議決要件、国政調査権とはどのようなものか、整理できていますか?
・議院の自律権について、不逮捕特権の例外についておさえてますか?
・条約は違憲審査の対象になるのか?条約の締結に国会の承認が必要な場合について整理できてますか?
・内閣が総辞職しなければならない場合はどんな場合か、言えますか?
・「法律上の争訟」とは?法律上の争訟にあたらないとされた例、具体的な争訟がなくても訴えを提起できる場合について整理できてますか?
・原則として設置することのできない特別裁判所ですが、憲法において認められた例外の特別裁判所、行政機関が裁判することができる場合について整理できてますか?
・最高裁判所裁判官の国民審査、罷免、任期についておさえてますか?
・「地方自治の本旨」とはどのようなものか、直接選挙でなければならない地方公共団体の機関、上乗せ条例、横出し条例の制定は可能か、整理できてますか?